青備前・・
ここ最近、訪問の多い検索キーワードは『青備前』。
このブログでは以前にも記事にしている青備前 。
今日の記事は塩焼ではないほうの青備前について少し・・。
備前焼には青備前といわれる青灰色に発色するものがあります。
緋襷をとる要領で稲わらを巻き、鞘につめて還元焼成(酸素を奪う焼成)します。
備前の土は還元焼成で青灰色に発色しますので、青い緋襷の備前焼が取れるわけです。
この方法で焼成する青備前は様々な条件により金色に発色したりします。
(青備前も人気がありますが金色に発色したものも結構人気があります)
登り窯で窯変や胡麻、桟切など他の景色と一緒に取れますが、発色具合は非常にデリケートな部分があり綺麗な青色の発色を求めるために他の景色に影響が出たりします。
窯全体のクオリティを高める為には高度な技術と経験が必要とされます。
青く綺麗に発色した青備前。
ひとつは手にしていただきたい備前焼です。
新しく取り扱い作家となった小橋先生は非常にきれいな青備前を取られています。
次回、12月1日の更新ではその青備前の作品をご紹介予定です。
今まで、当店では塩焼の青備前は数をご紹介してきましたが、塩焼でない青備前はなかなかご紹介する機会が少なかった備前焼です。
この機会に綺麗な青備前をぜひご覧くださいませ。
どうぞ、お楽しみに♪
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