多久先生の高台の削り方・・
当店取扱い作家、多久守先生の酒盃。
窯ごとに変化していて、個性的なものが多くいつも楽しませていただいてます。
新春にネット個展を控えていることもあり、当店にある酒盃の在庫を確認していたら・・。
なんだか高台の削り方が方向性を持ちながら変化しているような気がしてきました。
とりあえず、当店の在庫にあるものを比較しているので正確とも何とも言えないんですけどね。
同じ時代のものでも削り方にかなり違いがあるのですが、こうやって比べてみるのもいいもんです。
それでは、私が歴代酒盃の高台から受けた印象を・・。
2008年 かなり大胆でこれからの展開を模索している感じ・・。
2009年 シンプルで丁寧な感じ、原点に戻って・・。
2010年 また大胆に、でもなんだか方向性が決まったような感じ・・。
2011年 最新版、丁寧な中に深い味わいを感じる・・。
2010年ごろから、方向性が明確になった感じがします。
(多久先生には違うぞ!って怒られそうですが・・)
(多久先生には違うぞ!って怒られそうですが・・)
作家は語らずとも、作品は語るのでしょうかね・・。
多久先生のこれからの展開が楽しみです。
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