左馬って?・・
現在、その作品が入荷していますがその中に左馬の作品があります。
今日はその左馬について少し・・。
今日はその左馬について少し・・。
左馬とは、馬と言う字を左右さかさまにした文字を備前焼に入れます。
これは新しく窯を築いた時、所謂初窯の作品に入れられています。
元々は飯碗だけに入れられるんですが、最近では湯呑やカップ、酒器にもよく見られます。
これは新しく窯を築いた時、所謂初窯の作品に入れられています。
元々は飯碗だけに入れられるんですが、最近では湯呑やカップ、酒器にもよく見られます。
左馬の飯碗を使うと中風にならないとの言い伝えがあり、縁起物としてお世話になった方へ記念品として配ったり販売していました。
なぜ、左馬を入れるのかは諸説あり、どれも縁起を担いだものです。
いくつかあげますと・・。
いくつかあげますと・・。
馬を反対にすると『まう』=舞うでめでたい席での舞いに通じることから。
馬は右から乗ると転ぶといわれており、かならず左から乗る=左馬は転ばないから。
通常は人が馬をひくが、左馬(逆)は馬が人をひくから=人をひいてくることから商売繁盛。
馬は右から乗ると転ぶといわれており、かならず左から乗る=左馬は転ばないから。
通常は人が馬をひくが、左馬(逆)は馬が人をひくから=人をひいてくることから商売繁盛。
元々日本には初物に対して縁起を担ぐ伝統があり、地方にまだまだ多く残っていますよね。
実際に私の地元には新築の際、一番風呂へ家に住む人以外の人に最初にお風呂に入っ
てもらい湯船につかってそうめんやうどんを食べてもらいます。
てもらい湯船につかってそうめんやうどんを食べてもらいます。
なぜそうするのかはよく覚えていませんが、一番風呂に入ると中風にならないとか、風呂=窯で火事にならないよう安全祈願だったような気がします・・。
話がちょっとそれましたが、備前焼の左馬は初窯の時にしか焼かれない縁起物という事です。
作家さんが新しく窯を築く回数は大体2、3回程度でしょうか・・。
(もっと多い作家さんもいると思いますが)
縁起物という事でご贈答品にも喜ばれますし、その作家さんのファンであればコレクションとしてもおすすめいたします。
作家さんが新しく窯を築く回数は大体2、3回程度でしょうか・・。
(もっと多い作家さんもいると思いますが)
縁起物という事でご贈答品にも喜ばれますし、その作家さんのファンであればコレクションとしてもおすすめいたします。
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