桐箱の蓋の隙間・・
昨日、お客様からの依頼で作った桐箱ができあがってきました。
この桐箱は食器用なので蓋の面積が広いタイプの桐箱になります。
この桐箱は食器用なので蓋の面積が広いタイプの桐箱になります。
画像で見ると蓋と本体の真ん中に少し隙間が見えるのが分かりますか?
ぴったりと合っていないので、お客様から不良品だと言われることがたまにあります。
この隙間は桐箱屋さんが意図的にあけているもので、決して不良品ではありません。
無垢の桐材は時間の経過とともに反りが生じます。
特に面積の広い板は反りが大きく、このように反対方向に隙間を取らないと蓋が合わなくなります。
特に面積の広い板は反りが大きく、このように反対方向に隙間を取らないと蓋が合わなくなります。
蓋が画像とは反対に沿ってしまうとガタガタして締まりが悪く箱としての機能が失われるので、桐箱屋さんは反りを計算して箱の蓋を作っています。
時間が経つにつれて隙間は徐々に埋まってきますのでご安心ください。
ちなみに、この隙間ですが蓋の面積が狭いものにはあまり見られません。
面積が小さいとほとんど反りも起こらないので隙間を作る必要がないためです。
面積が小さいとほとんど反りも起こらないので隙間を作る必要がないためです。
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