太郎冠者と蝋梅


椿の太郎冠者。

この厳しい寒さの中、部屋に入れておいたら蕾が膨らんできました。




別名、有楽(ウラク)。花は少し紫色がかったピンク色。

侘助椿の元となった椿です。




満開に近づいた蝋梅の蕾を添えてみました。












胡麻の景色は備前焼の景色の中にあって非常に地味な印象。





それが花を挿してみると意外な実力が。

素朴な景色が邪魔をせず花を引き立ててくれます。




胡麻の花入れ。

ひとつは持っておきたい備前焼です。







花入れでこの時期に気をつけたいのは、部屋の中でも寒い場所へは絶対に置かないこと。




水を入れた状態で氷が張ると備前焼が割れたりします。




花を挿しておく場合、細心の注意が必要になりますね。













使用した備前焼は伊勢崎紳先生の手付花器。




素朴な胡麻の景色でどんな花にも合わせやすいのがいいですね。




非常に使い勝手の良い花入れです。







花器:手付花入(伊勢崎紳)

花:太郎冠者(椿) 蝋梅











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