わかくさチャレンジ企画【金継ぎ】その2・・
先日ア○ゾンで買った本がまったく役に立たず、急遽グーグル先生にいろいろと教えてもらうことに。
まず、備前焼の問題点は物によって表面にザラツキがあること。
通常は接着してはみ出た漆はカッターやヤスリなどで削り取るのですが、備前焼のザラツキが邪魔をしてうまく削れないような気がしてですね。
特に画像のような焼け上りのものは表面がざらざらで吸水性も高いのではみ出た漆がきれいに取れないんじゃないかと・・。
さて、どうしようかと思っていた時に、マスキングする方法を見つけました。
上手くいくかどうかわかりませんが、とりあえずマスキングテープで保護してみましょうかね。
チャレンジ企画なので実験的な部分もありますから・・。
接着には、本漆に水で練った小麦粉を合わせて麦漆を作ります。
ひとつずつパーツを組み立てていきます。
こうして、接着された備前焼。
漆は湿度が高くないと固まらないようなので、段ボールに水を含ませたタオルを入れて保管。
漆がちゃんと固まるまでは1か月くらいかかるみたいです。
気長に待ってみましょうかね。
今日はここまで。
この記事を書いていた時に、テレピン油ではみ出した漆を乾かないうちにきれいにする方法を発見。
備前焼のザラツキに通用するかはやってみないとわかりませんが・・。
こちらも機会があればチャレンジしてみたいと思います。
次回は当分先になりそうですが、どうぞお楽しみに。
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