景色で変わる印象・・

使用したのは高力芳照先生の火襷小皿。
どちらも同じ大きさ、同じ土、同じ窯で焼かれたものです。
違うのは緋襷の景色の付き方。
それでは、上用まんじゅうを使って比較してみましょう。




緋襷が線の景色になっているタイプ。



緋襷が広く景色が付いたタイプ。


同じ緋襷の景色でもこれだけ印象が変わってきます。
上のほうは華やかな感じがします。
下のほうがあっさりとした印象を受けますね。

どちらを選ぶかはお好みなんですが私がおすすめする場合、
お客様にお出しする場合は華やかな景色の上を。
普段使いにおすすめは下のあっさりと落ち着いた景色のものを。
場面によって使い分けをおすすめしています。

派手な景色はパッと見た目はいいですけど飽きが来やすい。
落ち着いた景色は意外と飽きが来にくいんですよね。
見た目だけで選ぶのもいいですが、使うことを頭で思い描いて購入すると失敗が少ないですよ。

備前焼を選ぶ際の参考にどうぞ。



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