窯変の取り方・・
今日はその取り方について少し・・。
窯変は灰かぶりとか転がしとも呼ばれ、ひと窯で取れる数が少なく貴重な焼け上りです。
窯の中で取れる焼け上りの場所が大体決まっていて、焼け上りに応じた作品を窯詰めします。
窯変は灰が被る場所に画像のように転がして窯詰めします。
灰が被る場所は薪などが投入される窯の中の隅の方になります。
上には灰が被りざらざらとした灰が付着します。
下に向けた部分がよく見る窯変の隈取がある方です。
皆さんがよく目にする窯変の綺麗な景色は下に向けられた方ですね。
お手元にある備前焼が、どのように窯に詰められていたか・・。
景色から想像してみるのも楽しみの一つですね。
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