土の表情・・
今日は久しぶりに備前焼の事について。
しかし、普段の内容は何のブログか分からない状態ですね。
しかし、普段の内容は何のブログか分からない状態ですね。
備前焼には胡麻や桟切、緋襷などの景色があり一番の見どころとなっています。
一番わかりやすいので仕方のない事なんですが、もっと見ていただきたいポイントがあるんです。
一番わかりやすいので仕方のない事なんですが、もっと見ていただきたいポイントがあるんです。
それは、『土の表情』。
備前焼の本当の素晴らしさは土にあります。
この土があったからこそ、千年近くも続いているやきものなんだと思います。
備前焼の本当の素晴らしさは土にあります。
この土があったからこそ、千年近くも続いているやきものなんだと思います。
そこで注目していただきたいのが今回のテーマである土の表情。
土を精製して粘土にしますが、形成時には様々な手が加えられます。
土を精製して粘土にしますが、形成時には様々な手が加えられます。
叩いたり、削ったり、しのいだり・・。
ロクロで挽いただけでもロクロ目が現れ、らせん状の土の動きが見て取れます。
叩く事でごつごつとした質感が生まれ。
削ることで小石が動きシャープな印象が生まれ。
しのぐことで柔らかい土の流れが生まれます。
削ることで小石が動きシャープな印象が生まれ。
しのぐことで柔らかい土の流れが生まれます。
分かりやすい景色に隠れていますが、この土の動きをぜひ見ていただきたいですね。
よく、良い土味ってどういうの?って聞かれることがありますが、
私は景色がなくても土の表情だけで楽しめるのが良い土味の定義かと思っています。
私は景色がなくても土の表情だけで楽しめるのが良い土味の定義かと思っています。
土をよく見ていると自分好みの土がどういう感じの質感なのか分かってきます。
備前の最大の魅力である土。
皆様の指先から土のぬくもりを感じていただければと思います・・。
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