田土と山土・・
さて、今回は備前焼の事について少し。
田土とや山土についてお話ししたいと思います。
どちらも備前の土には変わりありませんが、採れる場所が違います。
どちらも備前の土には変わりありませんが、採れる場所が違います。
田土はその名の通り、田んぼの下に埋まっている土。
稲刈りが終わり、冬の間に田んぼを掘り下げて採取した土の事です。
特徴は粒子が細かく泥のようにねっとりとしている事。
普段よく見かける備前焼はこの田土を使っていることが多いです。
稲刈りが終わり、冬の間に田んぼを掘り下げて採取した土の事です。
特徴は粒子が細かく泥のようにねっとりとしている事。
普段よく見かける備前焼はこの田土を使っていることが多いです。
そして山土。
こちらもその名の通り山で採れた土の事です。
田土に比べざらざらとした質感の土で、小石などが混じりざっくりとしています。
焼き上げると荒々しい表情が見られます。
こちらもその名の通り山で採れた土の事です。
田土に比べざらざらとした質感の土で、小石などが混じりざっくりとしています。
焼き上げると荒々しい表情が見られます。
画像向かって右が山土、左が田土です。
田土に比べ山土はざっくりとしているため、ロクロも挽きにくく大きい作品には不向きです。
お客様も田土と山土の作品で好みが分かれます。
どちらかと言えば一般的に多く流通している田土の方が、きめが細かく手触りも良いため人気があるでしょうか。
特に女性は山土の質感は苦手な方が多いようです。
特に女性は山土の質感は苦手な方が多いようです。
ただ、山土の作品も一度使ってみると結構病み付きになるんですがね・・。
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