銀三彩の経年変化・・

さて、今回は銀三彩の経年変化について。
当店で販売しております伊勢崎紳先生の銀三彩。
銀三彩は備前焼に銀の釉薬を施し、その上から三彩の色合いを施すものです。
焼き上がった当初は銀色のまばゆい発色がみられるのですが、時が経つにつれて銀が酸化して黒ずんできます。
これは本物の銀を使っているためにおこるものです。
画像の銀三彩は3年ほど経過したもの。
仕入れた当初に比べると輝きが消えてマットな質感になっています。
また銀が土になじんだような感じになり、下地の色合いも銀に浮き出てくるようです。
銀三彩の若々しい華やかなイメージから、落ち着いた印象へ。
作者もその変化を楽しんでもらいたいとの事でした。
銀三彩が今後どのように変化していくのかは、私にも分かりません。
経年変化をこのブログにてご紹介できたらと思っております。
※現在、サイトへ掲載している銀三彩も経年変化で色合いが若干異なっております。あまりにも違いが出てきたときには画像の差し替えを行います。

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